松阪健コンサート報告
講師:松阪健(イーリアンパイプス他)、岡崎泰正(ギター、ボーカル)
日時:2019年5月25日(土)2:00pm~5:00pm
場所:ハッセルハウス(兵庫県宝塚市・仁川)
参加者:13名
令和となった五月の土曜の午後、宝塚市・仁川のカフェ・ハッセルハウスにてJSA関西主催のイーリアンパイプスのコンサートを開催しました。松阪健さんのプロフィールは、京都生まれ、和楽器に囲まれ育ったが、現在は、数少ないアイルランドのバグパイプのイーリアンパイパス、イングリッシュ・コンサティーナ奏者として活動。自宅にスタジオを持ち、500曲余りの作曲、編曲等、音楽制作や楽器製作も行っておられます。今回はイーリアンパイプス以外にもいくつかのティンホイッスルやイングリッシュ・コンサティーナを駆使して、スコットランドやアイルランドゆかりの数々の曲を楽しいトークと共に披露してくれました。一方、岡崎泰正さんのプロフィールは大阪生まれ、父(歌舞伎俳優・坂東竹三郎)の影響で子役として初舞台という経験の持ち主で三味線もこなされるそうですが、13才で長渕剛と出会って音楽に目覚め、まずクラッシクギターを小野剛蔵氏に学び、16才で学友とバンドを組み、以降シンガーソングライターとしてデビュー、各地のライブハウスで活躍中。今回はギターで松阪さんとの共演と、素晴らしいボーカルを聞かせてくれました。
会場は宝塚スターの撮影にも使われている瀟洒な洋館のカフェで、このコンサートに相応しい雰囲気でした。遠く埼玉や名古屋からの参加者もあり、お二人の人気に驚きました。イーリアンパイプスは音域が広くパイプオルガンのように音色が豊かで、また、岡崎さんのジョンレノンを想起させる艶のある歌声に酔いしれたひとときでした。
またこのような機会を作りたいと思っており、今回は機会を逃された方々も次の機会には是非ご参加していただきたいと思います。