国際交流基金がスコットランド各地から教育関係者を日本へ招待しました。国際交流基金の杉崎愛氏からの報告をご覧ください。
スコットランド教育関係者グループ招へい事業に関する記事
国際交流基金は、外国語として日本語を教えることに関心を持つスコットランド各地の教育関係者20名を、2017年2月12日~18日の日程で日本にお招きしました。一行は、同じ週に来日したスコットランド政府のフィオナ・ヒスロップ文化・観光・対外関係相と東京で面会する機会に恵まれ、大臣から日本語教育実施に向けた取組みに期待の言葉を頂きました。滞在中、日本スコットランド交流協会の関名誉顧問をはじめとする学識者との意見交換や都内小学校訪問のほか、オークニー諸島と交流のある岩手県立釜石高等学校へ足を伸ばし、高校生との交流を深めました。釜石市では鵜住居地区も訪れ、建設中の学校や2019年ラグビーワールドカップの会場を視察しました。子供たちの将来に夢を与え、震災からの復興に向け着実に歩を進める様子に、一行は感銘を受けておりました。「日本をより身近に感じられるようになった。日本の教育の素晴らしさを伝えていきたい」との温かなコメントも頂いており、今後、スコットランドとの交流が様々なかたちで広がっていくことを祈念いたしております。
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