[第28回英国歌曲展]を鑑賞して

9月17日テノールのシンガーとして長年英国歌曲を歌われている辻裕久氏の「第28回英国歌曲展」に招かれました。

英国王立音楽院への留学、ロンドンでのご活躍で「透明な美声、質の高い歌唱」と評された歌声は還暦を迎えられた今も変わらず美しく力強い響きで会場を埋め尽くした聴衆を魅了しました。

第一部「ヴィクトリア朝のバラッドと歌曲」ではHome, Sweet Homeはじめ8曲を歌いあげられ、第二部「G.ホルスト作曲（生誕150年）　ハンバート・ウルフの詩による12の歌曲より」ではピアニストのなかにしあかね氏の卓越したピアノの演奏に乗せ、楽曲と詩に対する深い理解に基づいて朗々と歌い上げられました。

アンコールでダニーボーイ、Twinkle Twinkle Little Starを歌われ会場は温かい雰囲気に包まれました。

次回は12月28日に演奏会が開催されます。詳細は下記のLeafletをご覧ください。英国歌唱に興味のある方には是非お勧めしたいと思います。　(関妙子)

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