英国歌曲展に行って来ました!
会員の活動やお知らせ
2019.12.20
テノール歌手の辻裕久氏と作曲家でピアニストのなかにしあかねさんによる英国歌曲のクリスマス・コンサートに行って来ました。
23回目ということでしたが、来年のオリンピック・イアーを間近に控えた豊洲では初めての開催でした。
昼間は工事で騒々しい豊洲ですが、夜はしっとりと変貌し、東京湾と夜景を背景に映し出したとてもすてきなホールでした。
英国歌曲展にとって初めてのクリスマス・コンサートということで、英国歌曲のクリスマス・キャロルをたくさん楽しむことができました。クリスマス・キャロルとしてまず第一に頭に浮かぶ方も多い、'Deck the Hall' (ひいらぎ飾ろう)の歌詞はスコットランド出身のThomas Oliphant (1799-1873) だと知り、そのシンプルで軽快なリズムになるほどと思いました。
日本でも親しまれているフォークソング(昔から伝わる歌)とも似ているところもあり、やはりとても気持ちが温かくなる、すてきなリサイタルでした!
スコットランドの文化の一つとして歌い継がれてきた歌は、スコットランドを知る上でとても直接的に伝わりやすいものだと再認識しました。これからも音楽のつながりを積極的に日本スコットランド交流協会としての活動に取り入れていきたいです。
テノール歌手の辻裕久氏と作曲家でピアニストのなかにしあかねさん